《MUMEI》

ガイドさん、めっちゃカワイイやん
O(≧▽≦)O
後で一緒に写真撮ってもらお♪

それにしても、道路の両側、見通しえぇなあ
(^-^;
修ちゃんがツーリングしたいってゆうてたん、わかる気がするわ
(^-^;


バスが停まった。

「今からしばらく自由行動や。集合時間は15:30、遅れんと戻ってきてや。」

今日はほとんどが移動で、ここは観光スポットやなく単なる休憩。
早速街を散策やで
♪( ̄▽ ̄)ノ″

ガイドさんと一緒に写真撮って、啓子たちと街並みを歩き始めた。

「おみやげ、見る?」
「うん、早速行こ♪」

最初に目に留まったんは、ガラスショップ。

「うわあ、キレーO(≧▽≦)O 入ろ入ろ♪」

お店に入ったら、外からよりさらにキラキラ(☆▽☆)

「なあ。みんなで何かお揃いのん買わへん?」
「いいねぇ(^ー^)」
「何がえぇかな?」
「お、あれなんかどう?」

啓子が指差した先にあったんは、ペーパーウェイト。
側に寄って見てみた。

「いろんな形あるなぁ。」
「どれがえぇかな?」

………
あ。

「なあ。これどうかな?」
私はグリーンに色付けされたハートを差した。

「紫乃らしくない色、選ぶやん。」
「ハートはわかるけど、なんで緑?(・・;)」
「私ら4人やし、4つのハートを寄せたら四ツ葉のクローバーになるやんか。」
「なるほど(^o^)」
「えぇなあ、それいっとこ♪」

お店の人にゆうて、おんなじペーパーウェイトを4つ出してもらった
(^-^)
私はお姉ちゃんのおみやげに、天使の羽根の形のトレイを一緒に買った。

「いきなりえぇのん見つかってよかったなぁ(^-^)」
「うん(^-^)」

珍しいもんやないから、どこにでもあるかもしれへん。
けど、これからみんなの想い出になるこの場所・この時間に買ったから、世界にたったひとつしかない。

「まだ時間ある?」
「うん、大丈夫やで。」
「もう一件くらい行こか。」
「そうやな。」

私たちは、そのまましばらく歩いた。

「ちょっとあれ、ジュリアーノちゃう?」
「ホンマや。」

相変わらず目立つなぁ
(・・;)
他のメンバーは…心配するまでもなく、一緒ですね
(^-^;

「お、安田やん。」
「吉田くん、何か買った?」
「いいや。荷物増えるからもっと後で買おかな、と思って。」
「あ、そうか。たまにはえぇこと言うやん(^ー^)」
「たまにはってなんやねん!?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫