《MUMEI》
賑やかな夕食3
「けど、真面目な話、一番モテるの高橋だと思うぞ」


そう言ったのは、俺に焼肉をくれた


二年の二番の先輩だった


この先輩は、一年二番と同じ爽やか美形で


しかも、同じバスケ部らしい


「絶対モテる」


きっぱり言いきったのは、二年五番で、ハンバーグをくれた先輩


ワイルド系、美形


「「そうそう」」


さっきからハモってるのは、二年の三番と四番


金髪の美形双子だ


…あまりに似てて、まだ区別できねーけど


運動神経がいい方と、頭がいい方にはっきり分かれて?いるから、そのうちわかると他のメンバーが言っていた


つーか…


「きっぱり言い切る意味がわかりません」


二年組の変な自信がよくわからなかった


「説明しよう」


美声を響かせたのは、双子にツッコミを入れ


俺に、うさぎ型リンゴをくれた三年一番の先輩だった


先輩は、唯一この中で眼鏡をかけているインテリ系美形だった


三年は虎之介先輩が五番で


間に入っていたのは


「一番が女アレルギー」

「二番が野生児」

「三番が女嫌い」


何と、三つ子!


初めて見た!

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