《MUMEI》

外に出て見ると、確かに何人かの人が集まっていた。

その内の一人が、生徒会室から出てきた、あたし達に気付いた。


「おっ!五十嵐おせーぞ!!」

「悪い、悪い。」


五十嵐先輩は、ははっと笑って軽く手を挙げた。

そして、人だかり(といっても7人ほどだが…)の中に入って行った。


「…さて、全員集まったようなので…」


ぱんっ!と五十嵐先輩は手を叩いた。


「軽く自己紹介でもしましょうか!!」

「「いえーーーい!」」


こ…このテンションはハンパない…。

あたしはたじたじした。

ややあって、自己紹介が始まり、あたしの順番が回ってきた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫