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《MUMEI》 『白クン、取り敢え ず落ち着きなさい。 大丈夫、今の君でも 夢視様の力になって いるよ。』 『え、ユウリ先生、 それ本当？』 『本当だよ、白クン 君たちは、花だ。生 まれながらに、傍に いるヒトを癒し続け ているんだよ。 だから、君がいるだ けで夢視様は、心や 傷を癒されているは ずだよ。』 『僕が、夢視様を？ じゃ夢視様は、壊れ たりしない？』 『うん、多分ね、君 が傍にいるかぎりは ね。』 白は、ホッとした様 に頷いた。 …ただ、あまり長く その状態が続けば、 壊れない保障は無い けどね…ショウ様も それが判っていたか ら、君に言ったのだ ろうね…。 前へ |次へ |
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