《MUMEI》

『責任取れよな!』


『へ?』

また意味不明な言葉
が…。


『5年前〜告白され
た時、本当に嬉しか
ったんだ、でも、和
之を追い詰める様な
愛し方しか出来なか
った俺は、臆病にな
ったんだ、海里まで
追い詰めて傷付ける
んじゃないかって…

それに、お前はまだ
16で、これから色ん
な出会いだってある
のにって…だから、
何も言わずに居なく
なろうとしたんだ』


『如月…』


『したら、さ、別れ
際の…あの頬にキス
だよ!大体、お前は
初めから、俺の予想
外の行動を取るから
俺は何時も心を乱さ
れて…あの時のキス
で、お前は、俺の全
部を持っていったん
だよ!』


さあ、どうしてくれ
るんだ?と言わんば
かりの如月の顔。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫