《MUMEI》
ネオンの朝
ネオンは典型的な夜型人間だ。


やっぱり、怪しいわね…


昨夜、クーの部屋から戻ったネオンは、パソコンでずっとエアーについて調べていた。


しかし


結局エアーについての情報は何も掴めなかった。


何もってとこが、問題なのよね…


捜索願いはともかく


戸籍や、この地域の登録記録にも、エアーは


『黒髪・緑の目の少女』はいなかった。


クーやアルゴンがそうであるように、この地域の住人は、ほとんどが『黒髪・黒目』だ。


ちなみに、ネオンは他の地域から来たので、金髪・青い目をしている。


もし、エアーがネオンのように他から来たのであれば、この地域に入った時点で自動的に地域登録されているはずだし


この地域の生まれならば、戸籍が存在するはずなのに


それが、無い。





ネオンの脳裏に、『実験体』という言葉が浮かぶ。


この地域の企業は、悪い噂を聞いた事は無いけど…


今夜、また調べてみようかしら…


ネオンはパソコンの電源を切った。


そろそろ、クーが起きる時間だからだ。


ネオンは、毎日クーと朝食を食べ、仕事に行くクーを見送ってから寝る事にしていた。

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