《MUMEI》 あたし・・・「失礼・・?」 「だってっ・・それじゃ本気で好きだ何て言えないよ」 「だって・・好きだって言っても叶わないじゃない・・・」 「じゃあ・・神谷純くんは叶うの?絵麗那に逢いにきてくれる?」 「来れない・・」 「だったら・・先生のほうが可能性あるじゃん・・」 「・・・・」 「だって・・先生は生きてるんだから・・」 「生きてる・・?」 「死んだ人はもうしゃべれないんだから」 「うん・・分かってる」 「本当に先生が好きなら・・もっと好きになってよ・・・あたしが見てて苦しいよ・・」 〜琉緒〜 あたしだって・・好きになりたい・・でも・・あたしの今の心は・・絵麗那にとっては裏切りになる・・。 あたし・・絵麗那を裏切りたくないよ・・。 〜絵麗那〜 「私・・先生のこと好きだったけど・・気付いてなかったのかも・・本当はもっと好きで好きで・・」 「分かってる・・だから絵麗那が好きになって」 「うん。琉緒応援してくれてありがとう」 「ううん・・」 「城所〜いるか?」 福山先生の声だった。 「はいっ・・なんですか?」 「えっと、学級委員の方針案のプリント刷ったから・・理科室にあるんだけど・・来てくれるかな・・?」 「だったら俺も」 関くんがいった。 「女子学級委員の仕事だから(笑」 「そうです・・か・・」 関くんが残念そうな顔をする・・。 怖い―。 「うん。関くん大丈夫だよ私一人で・・(2人きりだ♪)」 「ごめんね・・急に呼び出して・・休み時間なのに・・」 「いえ・・全然大丈夫ですよ?」 「実はさ・・城所にはすごく期待してるんだ・・」 「何でですか?」 「だって・・城所は頭も良いし・・体力もあるし・・優等生だし」 「そうですか・・↓↓(全然アタシにとってはプラスじゃないよぉ・°・(*ノД`*)・°・)」 「城所って彼氏いるの?」 「いっいませんよ・・(好きな人なら目の前にいます・・けど///)」 「良かった」 「何でですか?(それって期待しても良いってことですか?)」 「最近そういうのが低年齢化してるって職員室で話してて・・別に俺は良いと思うんだけどなぁ・・」 「そうですか↓↓(ショック・・(・ω・`))」 「周りにいる?そういう人・・」 「えっ?」 ―だって俺ら付き合ってるから。 「いると思いますけど知りません」 「そうか・・」 「理科室遠いですね・・」 「まぁ別校舎だから・・」 「はぁ・・・」 「ついた・・鍵あけるね・・」 「はい・・」 前へ |次へ |
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