《MUMEI》
「いや〜、参った参った。こんだけ絶望的だと、逆に落ち着けるよな。え?別に?的な感じに。」
ポケットからモク(シガレットチョコ)をだしてくわえる。ただただ甘い。
ばしっ
「落ち着けるわけないでしょっ!それはアンタの頭がオカシイからよっ!!」
リンがモク(シガレットチョコ)をはたきおとし、怒鳴る。
「どうすんのよ!完璧に八方塞がりじゃない!!」
「それを今話し合ってるんだろうよ。まあ、いい案はまるで出ないわけだが。ワハハ。」
モク(以下略)を取り出し口にくわえる。ひたすら甘い。
「もういや…。なんでコイツこんなにバカなのよ…。」
額を押さえうなだれるリン。なにやら呆れられた様子。
「…苦労してるね、リン。ケンももう少し真面目に………それ、おいしいの?」
「最後の晩餐はコレと決めている。」
スウィーツ大好き甘党野郎であります。
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