|
《MUMEI》 ﾕｳ?ﾕｳ?ﾕｳなの?? 信じられない… 私どうかしてる… 大人っぽくなったなぁ… やっぱりﾕｳはﾕｳなんだね、 ｶｯｺｲｲよ。 久しぶりに見た。 身長も少し伸びたみたいだね でも、変わってないね。 先輩に甘えるしぐさも、 同学年の男子とじゃれる姿も、 でも、私は見てはいけないような人を見てしまった気がする… ﾕｳの、彼女を… わかってることだった 泣かないよ。 私は強くなった。 もう、ﾕｳは見ないって決めた ﾘｭｳだけを見て、前へ進んで行こうって 私の決心は固かった ｢なんで?お前、ﾕｳっていうやつと知り合いなのかよ?｣ ｢えっ、違うよ〜、なんかｶｯｺｲｲなぁーって思って｣ またウソついたね… でも、自分を殺して涙を見せない方法は これしかなかったんだ… ｢彼氏の前でそういうこというなよ｣ ｢やいてんの??｣ ｢は?別にやいてねーし｣ ｢照れてるんだ〜｣ ｢もういいだろ?行こうぜ｣ ｢あ、ちょっとー｣ このときは、気づかなかった。 ﾕｳの視線に… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |