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《MUMEI》 標街の夜は全く別の街を思わせる。 道行く者はみな一般人には見えない。 その街をグレイグは歩いていた。 「奴に会うのも久しぶりだな・・・。」 グレイグは呟き一件のアパートの前で足を止めた。 「確か306だったな・・・。」 アパートの306号室に足を運びノックする。 「クリス!いるんだろ!?グレイグだ!」 部屋から玄関に向かう足音が聞こえる。 ドアを開くその部屋の住人が顔を出す。 「お・・・おぅ・・・ググ・・・グ・・・グレイグ。ひひ・・・久しぶりだ。」 「お前・・・またキメてるのか?」 出てきた男は顔面蒼白な斜視の男。 「ひへへ・・・ささ・・・最近ひ・・久しぶりにブラウンじ・・・じゃないのを仕入れたからね。さささ・・・最高だぜ?」 「まぁ構わないが・・・脳みそが粉まみれにならないことを祈るよ。それはいい・・・聞きたい事がある。」 「あぁ・・・リリ・・・リナは気の毒だったな・・・ぁあありゃし・・・シェバファミリーか・・・ああ・・・アネロコの仕業だょ。で・・・でかい取引をしし・・・してる最中で・・・きき・・気が立ってんだろ。」 「そいつらは?」 「し・・・シェバファミリーはここいらのばば・・・売春窟や売人なんかを仕切ってる。あぁ・・・アネロコはよよ・・・ようわからん奴らでよ?なな・・・南米系のギャングみたいなもんさ。」 「そうか・・・ありがとうよ。じゃあな。」 「おお・・・お前も少しやってかねぇか?」 「いらん。」 「やや・・・奴らに鉛をぷぶ・・・プレゼントしたいならや・・・ヤンのとこに最高のつつ・・・包み紙とリボンがあるぞ!」 グレイグはその言葉を背に街に戻っていった。 前へ |
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