《MUMEI》

「今日は乗り気じゃないのね」

ベッドに横たわり
金髪のながい女がこちらを見る

…ティアナに似ている


「今日はいい」

「…」

今日はそんな気分じゃない…

誰が呼んだのか…勝手に部屋に入るのは無礼だ………

「誰に指示された…俺は呼んだ覚えはない…」

「誰…私自身が来たくてきたのよ」

女は体を起こし立っている俺の所へやってくる

「…」

女を見下ろす………

女は首に腕を絡める

吐息がちかい


俺はふっと顔をそらす

「アンナ…帰れ…用はない」

ムッとする女


「……………いいのよ」

アンナをみる

「いいのよ……“ティアナ”って呼んでも…………知ってるのよ…あなた いつもわたしを抱くとき、あの子を犯す自分を重ね合わせているでしょ……」

はっとする

「代わりでもいいの…私を抱いて……………」

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