《MUMEI》

そっと、唇に、触れた

悠希 「……」

うわぁ…キス、しちゃったぁ…俺…

マキ 「ん……」

嫌がって、無いよなぁ…

舌…入れて、みたいなぁ……

マキ 「…ぁ……」

うわぁォ…拒否らなかったぁ…

……おっぱい……

触りたいなぁ…

そっと、マキちゃんの、胸に、手を伸ばした…

ニットのセーターの、上から、マキちゃんの
胸を……

もんだ…

スゲー…スゲー、やわらかいやぁ……

………

心臓、バクバクだった…


マキ 「…意外と…手…早いんだね…悠希くん……」

悠希 「……」

マキ 「…キス…されちゃったぁ…」

悠希 「……」

………

マキちゃんを、送る、帰り道…

マキ 「…今日の事は…」
「秘密ね…」

「私、彼氏、居るんだ…」

悠希 「…」

マキ 「優太と…付き合ってんだ…」

悠希 「えっ?……」

…優太って……俺の、友達じゃん…

マキ 「バイト先が、同じでさ…」
「夏から……」

悠希 「…そう、なんだ…」

マキ 「…なんか…ごめんなさい…」

悠希 「謝るなら、俺だょ……ごめん…その…」

マキ 「…いいよ…」
「…昔…悠希くんの事…」

「好きだったし…」

「…おっぱいぐらい触られても…ね…」

悠希 「ォォ」

マキ 「…女、馴れ、してるんだね…」

悠希 「……」

マキ 「悠希くん、格好いいし…モテるでしょ?」

悠希 「…そうでも、ないょ…」

マキ 「……もっと…早く、口説いてくれたら……」

悠希 「えっ?…」

マキ 「ううん、何でもない」
「ここで良いよ」

「ありがと」

悠希 「…うん…じゃぁね」

………

……優太と…かぁ…

…もう……エッチ…したのかなぁ?……

…おっぱいぐらいなら…

あんな事言うぐらいだもん…

……してるよなぁ…

……

……はぁ…

なんか……超、寒い…

今日は……

………

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