《MUMEI》

悠希 「好きなんだ…」
「なつ姉…」

…最後に、キスしちゃおう…と

かなり、力任せに、なつ姉を抱き寄せ

唇を、奪ったんだ…

へへ、ふれちゃったぁ…

触れた唇…

ぶたれても、いいや…

なつ姉の唇を軽く吸った……

…まだ、ぶたないんだ…

…なら…

舌、入れちゃう…からな……

悠希 「!…」

なつ姉が、俺の舌を、受け入れた…

唇を、軽く開いたんだ…

…同情してんのか…

余計、惨めじゃんかよ…

俺…

なら…

なつ姉の、胸を触った…

早く、怒れよ…

怒鳴ってくれよ…

じゃないと……俺…

なつ姉の、スカートの中へ、手を入れたんだ

下着越しに、なつ姉の
ソコに触れた…

悠希 「…襲っちまうからなぁ!」

叫びながら、荒々しく、
なつ姉の、ショーツの中に、指を入れていったんだ…

菜月 「……」

悠希 「!…」
「ぬ…濡れてる…」

菜月 「…ムリょ…」
「…フレ、…ないよ…」

悠希 「……」

菜月 「…私…」
「悠希を……好きだもん…」
悠希 「…え……」

菜月 「……いいよ…、好きに、さわって…」

悠希 「う、嘘、言うなよ…同情なんか…」

菜月 「同情じゃ……濡れないよ…」

「さわって…わかるでしょ……私が、感じてるの…」

悠希 「……」

菜月 「……」

悠希 「…なつ姉…」

なつ姉に、キスをした

なつ姉の舌が、俺の口の中に、入って来た

嘘じゃ、ないんだ…

なつ姉…

俺は、指を、なつ姉な中に、入れたかった

菜月 「痛いよ…悠希…」

「…もうちょっと…下だよ…」

bB の中で、なつ姉を、抱き寄せ、
キスしながら、指を、
なつ姉の、中に、入れて行ったんだ……

菜月 「悠希…」

なつ姉が、俺を、抱きしめた……

…嘘、みたいだ…

…こんなの……

けど、指は、なつ姉の、熱い温もりに、埋もれていたし

なつ姉の、舌は、俺の舌を探してた

なつ姉の腕は、俺の背中を抱いてた…

………

しばらく、唇を、求めあってた、俺達…

……

菜月 「キス…しちゃった…悠希と…」

俺は、なつ姉に、入ってた、指を見てた…

菜月 「見ないの…そんなの…ォ」

俺の指を、握り、視界から遠ざけた、なつ姉…

悠希 「嘘…みたいなんだもん…」

「夢、見てるのかなぁーって…」

菜月 「……好きよ…」

「けど…簡単に、エッチはしないからね…」

「触るぐらいは、良いけど……」

「…直ぐ、身体求めたって、嫌だからね…」

「まして…姉弟なんだから……」

「…そう、ならない方が、絶対、良いんだから…」


悠希 「だったら…フッテくれれば…」

菜月 「出来ないからぁ!」
「…キス…したんじゃない……」

「私だって……」

なつ姉が、泣き出した…

悠希 「なつ姉…」

菜月 「悠希…好きなんだもん……」

「……昔っから…意識、しちゃってたんだもん…」

……

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