《MUMEI》

私はカバンからおみやげを出した。

「はい、おみやげ(^-^)」
「ん?何やろ?」

修ちゃんが小袋開けるとき、私も一緒に開けた。

「私もおそろやねん♪」
「お、カワイイやん(^-^)」
「やろ?修ちゃんきっと気に入ってくれるやろ、思っててん(^-^)」
「うん。ありがとう(^-^)早速つけよかな♪」

他愛もない、単なるキーホルダーやったけど、コミカルなくまさんで、ちょうどバイクのつなぎを着たんがあったから、それにした。

缶のプルトップを開け、ひと口飲んでホッと一息
(^-^)
修ちゃんのほうを見た。
さっきの余韻で、つい唇を見てしまう
(^^ゞ
気づいた修ちゃんがこっち向くし
(>_<)
修ちゃんはドリンクホルダーに缶を置き、私の手から缶を取って、それも置いた。
その手をそのまま私のほっぺに起き、だんだん顔が近づいてくる。
私はそっと目を閉じて待った。
それに応えるかのように、修ちゃんもそっと、唇を重ねた。

「…そろそろ行こうか。」
「うん。」

もう暗くなってた。
修ちゃんと出かけてるん、わかってても、そろそろ帰らんとお父さんがウルサイから
(-_-;)

「…修ちゃん。」
「ん?」
「また、連れてってな(^-^)」
「うん。いろいろ行こうな(^-^)」

高速道路も一般道も、渋滞することなく帰れた。
家まで送ってもらって、ちょっとだけ上がって、修ちゃんは帰ってった。

今日は寝られへん
(//▽//)
モンモンして、寝られへんやん…

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