《MUMEI》

菜月 「御山くんとはね」
「デートはずっとしてたけど…」

「身体は、何度も…無いわよ…」

「5回、ぐらいかなぁ…」

「ラブホで、2回…」

「彼の部屋で3回、かなぁ…」

「…好きに、なりきれなかったから…別れたの…」

「…今日もね…」

「私に、その気が無いって、わかると…」

「父が進めてるから、とか…」

「……そんなの、女は、引くわよね…」

「…言い訳ばっかり…」

「男、らしく無いのよ…」

「とっとと、帰ろうと、思ったんだけどね…」

「聞きだしたい事、あったから…」

「父と、母の、企みだったのよね…」

「…ごめんね…待たせて…」
悠希 「ううん…」

菜月 「エッチな事なんか、してないからね…」

悠希 「わかってるけどォ」
「やっぱ…なんか…心配に……」

菜月 「うん…」

「嫉妬…しちゃう?」

悠希 「うん…」

俺の胸元から、見上げながら聞く

なつ姉が…

凄く、可愛い、顔を、したんだ…

見た事、ないぐらい…

愛らしい顔を、したんだ………


菜月 「彼とは、もう、何もないわ」
「父と母にも、はっきり言うわよ…」

悠希 「…」

菜月 「…悠希…」
「私…悠希の、彼女になりたい」

悠希 「えっ?!…」

菜月 「直ぐに、エッチとかは、嫌だょ…」

「…姉弟、だけど…」

「…本気で好き…」

「たとえ…人生、狂っても…」

「悠希が、好き…」

………

菜月 「…よく、わかったんだ…」

「悠希が、さっき…射精したとき…」

「嫌じゃなかった…」

「うれしく、思った…」

「悠希を、他の、女に、取られたくない…」

「……一番、私を、理解してくれてる…」

「良い所も…」

「悪い、所も…」

「身体、目当てじゃないのも……わかってたんだ…」


「……昔っから…」

「悠希が、好きだったの…」
悠希 「なつ姉…」

菜月 「…誰かと、付き合えば…忘れられると、思ってた…」

「…いつも、悠希が頭の中に出てくるの…」

「誰と、セックス、しても……」

「…私も、あるよ…」

「悠希を思って、自分で……した…事……」

「…重たい、女だよ…」

「それでも、いい?…」


悠希 「俺は、なつ姉しか、見て、なかったから…」

「そりゃぁ…エッチさせてくれるって、言われたら……他の、女と…」

「かも、しれないけど…」

「……ずっと、偽って来たから…」

「けど…」

「確信しちゃったら…」

「…気持ちは、消せないよ……」

「菜月、姉さんが、好きなんだ…」

「誰にも、渡したく、ない…」

「だい好き、なんだ…」

「…彼女に、したい…」

菜月 「うん…」

俺達は、唇を、重ねた

………

甘く、長い、キスだった…

菜月 「…なんか…照れるなぁ…」

悠希 「うんォ…」

菜月 「…嘘じゃ…ないよね?…」

悠希 「何が?」

菜月 「ホントに、好きだよね?…私の事…」

悠希 「うん…」
「嘘なんか、かけらもないよ」

菜月 「うん…」

なつ姉が、また、甘えてきた

………

菜月 「あの人には、してない事…して、あげる…」

悠希 「な、なつ姉ォ」

俺のファスナーを、下げた、なつ姉

菜月 「…やっぱり、大きいよ……悠希の…」

……

ズボンから取り出した、
俺のぺニスを、握って、なつ姉が言った

悠希 「ホントに、してないの?」

菜月 「…エッチはしたけど…あんなのセックスじゃないよ…」

「真面目過ぎなんだよ…」

「つまらない、人よ…」

「…他の人の話しなんて嫌…」

悠希 「ごめんォ…」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫