《MUMEI》 ・あの日、なつ姉と、親父が大喧嘩した理由はわからないまま、何日か過ぎた …… なつ姉と、買い物に出掛けたんだ …… 家の中でも、両親にバレナイように 日に、何度かキスをしてる俺と、なつ姉 つい、なつ姉の胸とか触っちゃうんだけど 上手くあしらわれちゃうんだォ ……パーキングタワーの片隅に停めた、bB の中で、 なつ姉と、キスをした… なつ姉、舌を絡めて来て…… 菜月 「…悠希…キス、上手になってきたね…」 照れた顔して、言う、なつ姉 可愛い 悠希 「…もうちょっと…」 菜月 「ダメ…」 悠希 「何でォ…」 菜月 「……」 悠希 「…」 ……… 菜月 「…感じちゃうもん……」 悠希 「俺ォ」 菜月 「悠希!…」 「身体は、まだ、嫌…」 悠希 「…」 菜月 「誤解しないでねォ」 「私、悠希と、エッチしたくないわけじゃないんだよ……」 悠希 「……」 菜月 「わがまま、言わせて…」 「受験、終わったら、ね…」 「合格したら」 「好きに、させて、あげるから…」 悠希 「…」 菜月 「軽い、女扱いされちゃうの…嫌だし…」 悠希 「俺、そんなふうに……」 菜月 「聞いて…」 「悠希は…」 「私は、…セックスの経験あるし、…他の男とは、エッチしたのに、悠希とは何で、拒むんだよって…」 「思うかも、しれない、けど……」 「…私なりの、ケジメなの…」 「正直……今、すぐにでも、悠希と、エッチしたい……」 「本音よ…」 「私自信、悠希を求めたい、欲求が、あるもん…」 「一時の、関係じゃ、ないなら…」 「もう少し…」 「わがまま、言わせて…」 悠希 「……うん…」 ……… なつ姉の、言う意味が、わからなかったけど 始まったばかりだし 身体、求め過ぎちゃ… ダメだよな… 我慢、我慢…… ……… 帰宅した、俺達は 家族4人で、夕食を食べた 親父、あの日以来、元気がないんだ…… 父 「悠希、お前、免許、どうすんだ?」 「来月、誕生日だろ」 悠希 「大学、受かってから、行くよ…」 父 「…受けるのか?」 「そのまま、上に、上がれるだろ」 「お前の成績なら」 悠希 「…わがまま言って、今の私立に行かせてもらったのは、…」 「通える高校で、目標狙えるのは、此処しかなかったから…」 「…先生も、狙って見ろって言ってくれてるしね…」 「目標、だったから…」 父 「確率は?」 悠希 「…模試だと、50%……」 母 「ムリしなくても、お金なら、大丈夫だからね」 「わざわざ、国立、受験しなくても…」 父 「……好きにしろ…」 悠希 「わがまま言って、ごめんね…」 父 「…」 悠希 「…」 ………親父は、自分の会社の、後継ぎに、俺をって考えてる、… けど…俺は、考えてないんだ…… …なつ姉に、御山さんを、紹介したのも 婿養子にでもして、後継ぎにって… あったんじゃないかなぁ……… ……なつ姉も… そう、思うと、言ってたし…… ……… 初めは、このまま、上の大学でも、いいかなって どこかに、甘えがあったんだ… けど…今は… ……甘えてたら、ダメだ… なつ姉を、守れる、力をつけなくちゃ… じゃないと、なつ姉を いつか、失う…… なぜか、そう、確信してたんだ…… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |