《MUMEI》 春俺、引っ越し先 なつ姉と、同じマンションなんだ なかなか、良いアパートが空いてなくて 親父は、車持ってないと、東京もんに、バカにされると、 車庫付き物件に、こだわってたけど 家賃、バカ高になるしォ なつ姉の、引っ越し先にも、親父が文句付けたんだ…… 東京で、独り暮らしする、女が、オートロックも無いアパートだなんて とんでもない…と… なつ姉は、会社から住宅手当、5万しか出ないんだって… 出る会社の方が、少ない、ご時世らしい… 昔なら、引っ越し費用も出たらしいんだけど 一応、転勤だからね… 俺でも、番犬にはなると、親父が言いだして… …なつ姉と、暮らす事になったんだ… なつ姉は、青山に通う 俺は、初めの2年間は駒場東大前 親父が中目黒のマンションを、見付けたんだ どっちにも、遠く無いし エントランスはオートロックだし、 駐車場にも、ゲートがあるんだって …車のナンバーを、品川にしたいってのは、 贅沢過ぎだよね… なつ姉は、ひと足先に 引っ越して行った 俺は、卒業式の後、 東京に行くんだ… ……… 卒業式を無事終え 友人達と、学校を出た所で話してたとき… サキ 「悠希くん…ちょっといい?」 サキちゃんが来たんだ 友人が言った 「サキ、悠希に乗り換えるのか?」 冷やかしだった サキちゃんは、彼氏、居るもんね… サキ 「私じゃないよ」 「呼びに来た、だけ」 「アンタら、付いて来ないでよ!」 ……… 友人に、冷やかされながら、サキちゃんと、 歩いたんだ… 悠希 「何処まで行くのぉ?」 サキ 「いいから来てよ…」 10分ぐらい、歩いたかな… この前、なつ姉と来た ファミレスの近くだった… サキちゃんが、インターホンを押した デカイ、オシャレな家の… …… マナミ 「ありがとう、上がって」 マナミちゃん家?… 玄関先で、 サキ 「私は、ここで、彼氏、待たせてるから」 悠希 「…」 ぇえっ!… 気まずいょぉ… マナミ 「悠希くん、上がってよ」 悠希 「……」 ……… マナミちゃんの部屋… いかにも、ってぐらい 女の子の部屋だった… 軽い、世間話の後… マナミ 「悠希くん、彼女とは、もう、エッチした?」 悠希 「…なんで?…」 マナミ 「お願いがあるの……」 「処女、もらってくれる?」 悠希 「はぁ?!」 自分の耳を疑った… マナミ 「悠希くん、優秀だし…」 「そう言う、相手なら、…」 悠希 「…な、なん、なに?…」 マナミ 「これ、スキン…」 ゴ、ゴム…ォ マナミ 「なるべく、痛くないように、してね」 悠希 「ちょォちょっと待ったォ」 「わけが、わからないんだけどォ」 マナミ 「いつまでも、処女じゃ格好悪いし…」 服を脱ぎだした、マナミちゃん 悠希 「待ってよォ何で、俺なの?」 マナミ 「その辺の、カス男じゃ嫌なの…」 「誰にも、言わないから…」 全裸になる、マナミちゃん…… マナミ 「…どうするば、いい?」 「ベットに寝れば、いいの?」 悠希 「ォォ…」 マナミ 「両親、夜まで、帰って来ないから…大丈夫だよ…」 震えながら、言う、マナミちゃんだった 悠希 「…」 ……… 前へ |次へ |
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