《MUMEI》

釜飯丼「いんや……どうも、そっただ生優しい話じゃないらしいんだべさ。」



カツ丼マンは眉間にシワを寄せる…。



カツ丼「?…どういう事だい?」



釜飯丼「保険金の受取人は、別れた奥さんでは無ぐって…


…天丼マン兄さんの“息子”って事になってるんだべさ。」



カツ丼「ハア!?息子!?」



信じ難い告知を耳にするや、カツ丼マンの声は荒々しく高ぶった。



カツ丼「なぜだ!?…兄さんに息子なんていないじゃないか!


おい!釜飯丼マン!葬式も済んだばかりなのに、こんな冗談ほどほどに………!」



釜飯丼「嘘だと思うんなら、その資料、目ん玉ひんむいてよく見てみるっぺ!」

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