《MUMEI》

釜飯丼マンは、ここからが本題とばかりに身を乗り出す…。



釜飯丼「そんで、結果報告として返ってきたのが、資料の次のページだべさ。」



釜飯丼マンは、真剣な目で次兄と向き合った。



それは“知る覚悟”を促すような眼差しにも思えた。



―――… ペラッ



カツ丼マンは、その眼差しに小さく頷くと、震える指先で資料のページを捲る…。



そこには―――…



“かびるんるん1号”なる人物の、詳細な内偵情報が記されていた。



釜飯丼「胡散臭い輩だべさ…。」



釜飯丼マンは吐き捨てるように言い放つと、徐にショートピースに火をつけた。

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