《MUMEI》 高校入学っ!!あのカラオケ事件から、はやくも春休みは終了。 あの後、ちょっときまづい空気が流れたし、 リュウになんかあったのかって聞かれたけど 私たちは何も答えなかった。 慣れない手つきでブレザーの制服を身にまとい、 リボンをつけて、ニーハイをはいて、 スカートを折って とても1年生には見えないという格好で 私は外に出た すでにリュウは迎えに来てくれていた 「あれ??リュウ、公園で待ち合わせじゃなかったっけ??」 「迎えに来たんだよ〜、わざわざ」 「それはどーも、ありがとうございました♪」 「はいはい」 涼しい顔で話を流すリュウの横顔は はじめてあった日とは違ってなんだか 少し、大人っぽくなったような気がした 背も高いし、こんなダサい女が隣を歩いてても いいのかな??って思っちゃうくらい。 「あっ、イオ!!おはよー」 公園について。私はすぐにイオだと気づいた もうレンと2人でちゃっかりイチャイチャしてる 「おっそいよぉ〜」 「ごめんって〜」 私たちは全員で高校に向かった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |