《MUMEI》

リュウ達はいったん3年の教室に戻った



「ねね、イオってそんなにクールだった??」



「え、考え事してただけ」



「そう??」



「ねぇ〜、カッコイイ男子いないかなぁ??」



「あんたレンっていう彼氏いるでしょー??てか目立ちすぎだから」



「そうなの??」



「そうなの??じゃなくてそうなの〜」



「べつにいいじゃん」



「私は普通にしてたいのー」



「でも、ぜんぜん目立ってるよあんたのほうが」



「そんなわけないじゃん」



「いや、でも顔のメイクは私よりすごいと思うよ??」



「ウソ!?これで??」



「十分。」



「あ、ねね、ヤバクない??うちら」



「え??」



「3年ににらまれてるよ??」



「あぁ、あれたぶん、リュウとかレンのこと好きな人たち」



「え??そうなの??」



「知らなかった??だいぶ前から遊ぶときもにらまれてたよ??」



「うそぉ〜」

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