《MUMEI》
エース改め神澤の部屋4
「…」

「誠のピーをピーして俺のもピーさせて、グシャグシャのドロドロに犯したいんだ。

俺無しじゃ生きられない位」


…誰ですか、コレ


下ネタになると饒舌ってオカシイだろ、どう考えても!


ホモとかバイとは以前に


コイツ、人としてヤバいだろ!!


つーか俺、今ピンチじゃんか!


ここにいたらファーストキスどころかいろいろ奪われる!


俺は、腹に力を込め、反論しようとした


グウゥゥゥ〜 …キュルキュルキュルキュル〜


「「…」」


な、何てKYな俺の腹!


神澤も、びっくりしてんじゃん!





チャーンス!


「どけ!」


ゴン!


俺は、自慢の石頭を駆使して神澤に頭突きをくらわせた


「…ッ…」


さすがの神澤も、涙目になってた


今のうちに逃げよう!


俺はベランダに続くドアを開けた


ラッキー、二階なら、この高さなら、何とかなる


しかも、この部屋土足オッケーだったから靴履いてるし!


「待って…」


待つかよ!


俺は、迷う事無く、ベランダから飛び降り、神澤の元から、生徒会寮から、森から脱出した

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