《MUMEI》

聞きたくも無い

早川の話題だった…

新入社員の、美形ばかり
喰い漁る、悪い奴みたいだな…

マリナ 「悠希くん…」
「こんぐらいの、話しで、不機嫌になってたら」

「菜月と、上手くいかないわよ」

…酔っ払いだ…マリナさん…

………

前田 「買って来たよォ」

酒の、買い出しに、出された前田さんが、戻って来た
前田 「まだ、早川の話題なの?…」

マリナ 「孝弘、聞いて!」
「悠希くん、対決したんだって!」
「早川と!」

前田 「対決?…」

………

……

前田 「やるなぁ…悠希」

悠希 「…」

マリナ 「絶対、知られちゃ、ダメだからね!」

「早川、根に持つタイプだから、仕返しされるわよ」

菜月 「悠希居たからォ」
「ボロ出してないですよォ」
マリナ 「菜月は、良い所の育ちだから、」
「根が、素直だから、心配なのよ…」

悠希 「そんなに、お嬢かなぁ?なつ姉…」

マリナ 「お嬢よ…」

悠希 「…そうかなぁ…」

前田 「じゃぁ、悠希、お坊ちゃまだね」

マリナ 「……見えないなぁ…」

悠希 「…」

同じ親から生まれて
同じ家で育ったのに…


マリナ 「ねぇ、菜月」
「満足出来るの?」

菜月 「何が、ですか?」

マリナ 「もぅ…夜に決まってるでしょォ」

「早川、それだけは、一流だったでしょォ」

前田 「どうせ、俺は2流だよ…。」

マリナ 「そんな事、言ってないじゃないォ」


菜月 「確かに、上手な人だったけどね…」

悠希 「…。…」

菜月 「悠希の方が、ぜんぜん逝くもの」

「アイツ、立ち、悪いし…」
「小さいしね…」

マリナ 「悠希くんォ」
「そんなに、凄いの?」

菜月 「仕事ある、前の日は、辛いわょォ」
「私が、毎回よォ」

「日に2回は、必ず、気が、言っちゃうもんォ」

「意識飛んじゃった事も、あったわォ」

マリナ 「ヤリチンくん?」

菜月 「違うはずだけど…」

「相性なのかなぁォ」

前田 「悠希、お前、スゲーなぁォ」

悠希 「ォ」

…酔っ払った、なつ姉ォ

スゲー会話だなぁォ

菜月 「身体だけでも、離れられないわね…」

「あんなの、知っちゃったらォ…」

マリナ 「へぇ〜…」
「菜月が言うなら、ホントなのね…」

「佐久間は、早かったんでしょ?」

菜月 「アイツ、顔と服のセンスだけだから…」

マリナ 「の、わりには、長かったわよねぇ、付き合い」

菜月 「嫌いじゃ無かったもの…」

悠希 「…」

なつ姉が、俺を、チラッと見た…

マリナ 「佐久間から、孝弘にメール来たのよ」

「初めて、中出し、OKでしたって」

前田 「おいォ、マリナ!」

悠希 「…」

菜月 「わざと、言ってます? マリナさん…」

マリナ 「うん、悠希くんがどういう、反応するかなぁって」

菜月 「話してありますから、ビックリは、しないでしょうけど…」

「機嫌、悪く、なるから…」
悠希 「つまんねー話し…」

「前田さん、俺らは、俺らで飲みましょうよ」

早川 「孝弘で、良いよ」
「飲もうぜ」

悠希 「はい、タカさん」

俺と、早川さんは、ダイニングテーブルに、移動したんだ

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