《MUMEI》

前田さん、
話すと、凄い、楽しい人で
バイク乗ってた頃の話しとか、
ナンパや合コンの話しとか、
スゲー面白かった


悠希 「タカさん、やっちゃったんですか?」
「その娘?」

前田 「…それが、前のカミさんォ…」

悠希 「…スゲー…」

菜月 「変な事、吹き込まないでくださいよ 。」

前田 「おっ、心配してんのかぁ?」

ソファーで話してた、
女子?達が、
俺らが居るダイニングテーブルに来たんだ

マリナ 「悠希くん、これから、合コンとかも、あるかもね」

菜月 「マリナさん!」

マリナ 「あら、行かさないつもり?」

「アンタさっき、私に、」
「悠希には、一通り、学生生活楽しますって言ったじゃない?」

菜月 「女は別です!」

マリナ 「ゴールデンウイークに、アンタ、合コン、行ったじゃない」

「悠希くんだけ、ダメは無いでしょ?」

悠希 「何それ…」

菜月 「ォち、違うのォ」
「人数が、合わなかったからォ」

「直ぐ、帰って来たでしょォ」

悠希 「聞いてねーぞ…」

菜月 「い、言えなかったのよォ」

「マリナさんに、誘われてォ」

「悠希が彼氏だなんて、言ってなかったからォ」

悠希 「やましくないなら、俺に、話せるだろ!」

菜月 「やましい事なんか、一つもないわよ!」

「お母さん達の前で、悠希に、合コン言って来ますなんて、言えないでしょ!」

悠希 「何ヶ月経ってんだよ。」
「何で、黙ってんだよ!」

菜月 「話そうとしたときォ」
「聞いてくれなかったじゃない!」

「私の事、押し倒して!」

悠希 「都合良い、言い訳してんなよ!」

テーブルを叩いて
立ち上がった俺

菜月 「6時に家出て、8時には帰ってたでしょ!」

「何が出来るってのよ!」

「もっと、信用してよ!」

「付き合いだって、あるんだから!」

悠希 「俺に、黙ってた事、言ってんだ!!…」

興奮したら…吐き気が…

悠希 「…うぷっ…」

トイレォ…間に合わないォ
テーブルの上で、もどしちゃった俺…

菜月 「悠希ォ」

なつ姉が、手を差し延べて、その上に ……

マリナ 「洗面器、借りるわよォ」

バスルームに走る、マリナさん

洗面器がテーブルに置かれた

前田 「出しちゃった方が、楽だぜォ」

マリナ 「飲ませ過ぎよぉ」

早川 「菜月、手、洗ってこいよ」

菜月 「大丈夫」

ティッシュで、手を拭いて

俺の背中をさする
なつ姉…

俺、洗面器持ったまま
トイレへ…

………

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