《MUMEI》

ロスタイム。


残り10…9…8…7…………。





ピピー―――――!!


試合終了!


結果は1対0で、
俺達のチームが勝利した。


決定打はあの、
倉木先輩のミラクルシュート。


「先輩!

ついに優勝しましたね!」


「ああ、次は…世界進出だな。」


そう、この試合に勝利したことにより、
俺達は世界に進出することが決定された。


さっきから歓声が鳴りやまない。


でも煩いとは思わなかった。


逆に心地良かった。


先輩も同じだろうか?


瞳を閉じて、
静かに佇んでいた。

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