《MUMEI》

J社長「食パンマン……今は責任の所在を論ずる時ではない…。」



K部長「私もそう思います。


…食パンマン専務…。」



J社長「少し落ち着いてから話そう…。


外の空気を吸ってきたらどうだ…?」



憤る食パンマンをなだめるようでいて、ジャムおじさんの口調は、どこか呆れぎみでもあった。



S専務「社長……貴方はこの期に及んで、まだこの男に会社の命運を握らせるのですか…?」



そんな社長の懐意をめざとく読みとったのか、食パンマンは怒りの矛先を社長であるジャムおじさんへと向けた。



一瞬、ジャムおじさんは眉をピクリと引き攣らせる…

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