《MUMEI》

しかしジャムおじさんは、直ぐさま落ち着きを取り戻し、優しい口調で長年の腹心を諭してゆく…。



J社長「アンパンマンは、我が社が小さなパン屋だった頃からの仲間じゃないか…。


それはキミやカレーパンマンも一緒だよ…。


だから苦しい時にこそ、手を携えてだね……」



S専務「私は御免だ…!」



食パンマンの激しい怒りが、その優しさを拒絶した。



K部長「専務…。」



いたたまれなくなって止めに入るカレーパンマンを退けて、食パンマンはアンパンマン常務を睨みつける…!



S専務「私はもう、この男を信じることはできない!」

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