《MUMEI》
両親
親が離婚したのは小学3年生の時だった。
気がつくと母は家に帰ってきていなかった。
普通の家庭ではないなぁと子供ながらに感じていた。
朝起きると父は仕事にでかけ弟と2人朝食も食べずに学校に行っていた。
5年生になると母に引き取られたが再婚相手と4人での生活がはじまった。義父と母はタクシーの運転手をしていた。
学校から帰ると夕食作りや家事をやらされ遊ぶヒマもなかった。
度重なる義父の性的なイタズラにもガマンできず父のいる家に弟を連れて逃げるように帰った。
それから元の学校に戻り平和に過ぎていった。
中学生になりさっそく先輩に目をつけられる。
入れ違いで卒業したいとこのお姉ちゃんがかなりのヤンキーだった。
さんざんボコられた後輩たちがいとこってだけであたしを標的にした。
呼び出しされる事なんてしょっちゅう。
それでも反抗してスカート短くしたりルーズはいたり私服で行ったり金髪にしたり。
先生ともケンカばかり。3年になるとろくに学校も行かず家にも帰らないで遊び歩いた。
街で知り合った仲間たちと毎晩遊びあるいて危ない目にもあった。
シンナー、マリファナ、それ以上の事もたくさんした。名前しか知らない仲間たちと何が楽しいなんてわからずに毎晩毎晩遊び歩いた。
そんなある日警察に補導され児童相談所に入れられる事になった。
そこで知り合ったマナミはのちのち深い付き合いになっていった。
マナミは児童自立支援施設に送られた。
あたしは親が手放さないでいてくれたから自宅に帰る事ができた。
そして中学校を卒業した。
前へ
|次へ
作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ
携帯小説の
(C)無銘文庫