《MUMEI》 …大学生なんてうまく授業を調整すれば、ヒマとも言える。 来年も来ようかな、と思いつつ、あたしは駅の中を歩き出した。 けれど来年、マカは当主の座につく。 それでもまだ表の世に残り、大学生になるつもりらしい。 まあマカは頭良いし、不可能ではないけど…。 通常、当主になれば本家からは動けないはずだ。 なのに現当主は、マカの表の世に残ることを受け入れた。 その真意は…。 「何だか周囲が不穏だなぁ」 …それでも、あたしは生きる。 表と闇の世の中で。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |