《MUMEI》 入寮式中<これより、鳳凰学園高等部入寮式を始めます> 食堂個室についているスピーカーから成瀬先輩の、少し震えた声と ギャーとかキャーとかウォーとかいうヤローの雄叫び?、が、聞こえた 『抱いて〜』とか聞こえたような… 「相変わらずだな」 「だね」 俺の右隣の鳳凰寺 左隣の相楽は、慣れているようだった 生徒会メンバーが席を立ったので俺達は今、座っていて 向かい側には、双子と二年五番の先輩がいた …ちなみに、変態は、生徒会顧問が部屋の隅で押さえ込んで、監視していた 変態の顔がうっとりしていたのは、気付かない事にした <そ、それではまず、生徒会長から、挨拶を> <俺が好きなら静かにしろ。そうじゃないヤツも黙れ> うわ、俺様 会場は静かになったらしく、雄叫びは消えた 絶対、好きとかじゃなくて、俺様っぷりにドン引きしてるヤツもいるだろーなー 「さすが、会長」 …相楽… そこ、うっとりするとこ、…なんだ 「「副会長人気もあるよ」」 副会長のセフレの双子が対抗した 他の二人は、無言だった 前へ |次へ |
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