《MUMEI》 「…とにかく、大変なのよ!だからねー…??」 あたしは絢南のことをちらりと見ながら言った。 すると絢南は、まるで今からあたしが言うことを予測していたかのように 「私は無理よ。書道と茶道の準備があるから。」 と、ずばり言われてしまった。 「べ…別に絢南に手伝ってなんて言うつもりなかったしっ」 「あら、そう?なら別にいいけど。 まぁ、頑張りなさいよ。」 絢南にぽんっと肩を叩かれた。 絢南に話をして、すっきりしたせいか、やる気がわいてきた。 ま、きっと先輩達、悪い人達ではないだろうし… なんとかなるだろう。 さぁ、頑張っていい文化祭にするぞー!! 前へ |次へ |
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