《MUMEI》
3.午前10時
{朝ご飯を食べて、ミキと外で遊んでる。お父さんは、今起きて朝ご飯だ}
父[ファ〜。よく寝た。ご飯♪ご飯♪あれっ?ご飯は?]母[アナタ、ゆっくり寝れましたか〜?オカズはテーブルに置いてありますよ。ご飯は自分でついでください。後片付けもね!]
{うわぁ〜お母さん怒ってる〜あのニコニコ顔は裏の顔だよ…。お父さん大丈夫かなぁ?まぁ、仕方ないかぁ。あんなに朝、起こされたのにイビキかいて寝てるんだもん…。知〜らない。]
ミキ[お姉ちゃん、公園に行こう]
{この村には神社と一緒になっている公園がある。毎年、夏休みになるとあの公園は私たち姉妹の遊び場になる。}
姉[よし!行こうか!]
午前10時
ミキ[キャ〜。お姉ちゃん!ブランコ面白いよぉ!]
姉[ヨシ!ミキ!どっちが高いとこまでいけるか勝負だぁ!]
ミキ[負けないからね!]
と…時間過ぎ。
姉[はぁ〜。疲れたぁ…ミキ、もうすぐお昼だから帰るよ!]
ミキ[キャッ!お姉ちゃんクワガタがぁ!]
クワガタ[ブ〜ン…]
姉[ウワッ!クワガタが飛んでる!]
ミキ[待て〜!]
{おぃおぃ…追いかけてるよ…。しかも、クワガタをミカ専用のカバンの中に入れてたとは…。そりゃ、クワガタも逃げ出したいわなぁ]
ミカ[お姉ちゃん!追いかけるよ!]
姉[え…?]
前へ
|次へ
作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ
携帯小説の
(C)無銘文庫