《MUMEI》
蒸気と少年
少年は汗をぬぐった
「ふぅ終わったー!」

「すんだのか」
恐い顔の老人が言う


「はい修理完了です親方」

「おう!ごくろうさん
小型挺の蒸気機関部を修理とは成長したもんだな!」

「 ありがとう
ございます!」

「一仕事終えた所で
悪いんだが
お願いしたい事がある」

「はい 何ですか?」

「機材置場に行ってきて
くれないか?シャフトを
持ってきて欲しくてな」

「わかりました!もう
暗いのでランプお借り
しますね」

「おう持ってきな!
それじゃ頼むぜ」

少年は親方と呼ばれる
老人の工場地下にある
機材置場へと、向かった

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