《MUMEI》 交差「先生っ・・」 「どうした??」 「あたし・・・・・・・・ 好きなんです・・先生のこと」 「ありがとう。先生の授業のこと気に入ってくれたんだね・・」 「違います・・・・・違うのっ!!」 「えっ?」 「先生のこと好きになっちゃったの・・」 あ、あたし・・・言っちゃった―。 「ごめんな・・」 そういって先生は私の頭をなでた。 「えっ・・?」 「先生は・・生徒のことは恋愛対象としてみてないんだ」 恋愛対象―? 「そうですか・・・・」 あたし・・ふられちゃったんだ・・。 「バーカッ!!」 「関くん??」 「お前やっぱり先生の事好きだったんじゃん?」 「・・・・//」 「でも・・けっこう福山先生ってきびしいっつうか・・スパッと切るね」 「そんなつもりじゃなっ」 福山先生が言うのをさえぎるように・・関くんがキスをした。 「わっ・・」 「やっやめろ・・・」 「先生の唇って柔らかいんだね・・フフ・・絶対俺の絵麗那に触れんなよ」 関くんはそういって教室まで歩いていった。 「先生・・大丈夫ですか・・?」 「大丈夫だよ・・」 「私のせいで・・」 「関と付き合ってるの?」 「そんなことないです・・むしろ嫌いです・・・」 「そうなんだ・・?」 「はい・・・」 「ずいぶん関に好かれているみたいだね」 「違います・・。私のこと嫌いっていってましたし・・」 「さぁどうかな・・?」 前へ |次へ |
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