《MUMEI》

おむすび「―――…!!?」



その瞬間、暴行を受け塞がりかけていた、おむすびマンの瞼が見開いた。



かびるんるん1号がかざした物――…



それは、細長い形状のメモリースティックだった。



間違い無く、破壊したノートPCに挿し込んであった、おむすびマンのUSBメモリーである。



おむすび「―――――――…。」



おむすびマンは絶句する…。



かび1「ククククク……しかし、メモリースティックが生き残っていて助かったかびー。


せっかくパソコンを壊したってのに、お前も運が悪い男だな?かびー」



かびるんるん1号は、囚われの男を嘲り笑った。

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