《MUMEI》

バサバサバサバサバサバサ……。


空気と一体化する気持ちで……。


瞼を閉じて、
全神経を翼に向ける。


バサバサバサバサバサバサバサッ!!


先程よりは危なく無いが、
それでも体を揺らしながらなんとか浮かび上がった。


「そう、そこで上手く翼を使ってバランスをとるんだ。」


「はい。」


ゆっくりと両翼を上下させて、
体を床と水平にしようと試みる。


だが…これが難しい。

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