《MUMEI》 「なぁーに授業サボってるのかな?」 さっと影がさして、彼女の黒い髪が覆いかぶさってきた。 「いや、こんな晴れた日ですから?」 そう言って、わたしは立ち上がった。 そして 「わたしは、ここであんたに『永遠』を教えてもらった気がするよ。」 彼女は、いきなり言ったあたしにびっくりした顔をしたけれど、すぐに分かった顔をして「ふふ。」と笑った。 そして、二人で 蒼い空を見上げた。 あの時と変わらない 永遠の蒼い… 空。 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |