《MUMEI》

すると丁度真正面に、
巨大なスクリーンが現れた。


そこには俺とグレイドが映っている。


これが今さっきグレイドが言っていた、
カメラなのかな?


「よし、じゃあ俺は今からこの部屋を出て待ってるから。」


「はい。」


ん?


「いやいやいや!

どういう意味ですか!?」


俺は今にも扉から出ていこうとするグレイドを呼び止めた。


「何って、さっき言っただろ?

カメラはセキュリティ登録をする際に、
この部屋にある全てのものを一人と見なすって。」


「え…じゃじゃあ。」


俺一人になるってこと?!


一気に不安が押し寄せて来た。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫