《MUMEI》

バイ菌「まあいい…。


解凍方法は分からないままだが、圧縮ファイルは無事に手に入った…。


…これで良しとしよう…。


仮に、お前が誰かに渡していたとしても、あの圧縮ファイルには厳重なセキュリティガードが施してあった。


生半可な技量で暴ける代物でもねぇしな…(笑)」



バイキンマンは豪胆な笑い声を発した。



そして、おむすびマンが向き合う壁際のキャビネットに歩み寄ると、その引き戸を開ける…。



―――― ガラガラッ!



おむすび「――…!?」



おむすびマンは、キャビネットの中に並んでいる“道具”を一目見るや、溝落ちに嫌な汗を滲ませた…。

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