《MUMEI》

*「あぁ(zizizi…)実は――…

ダミー(zizizi…)T物(zizizi…)を――…(zizizi…)んだ…。」



そこまで再生したところで、小むすびマンは諦めたようにスピーカーの音量を下げた。



小むすび「ノイズだらけで、何を喋ってんだか全然わかんないや…。」



この時点では、グリッドコンピューティングによる圧縮ファイルの解析は、まだ50%ほどの進捗率だった。



小むすび「この会話の内容が解析できれば、父さんの行方も分かるのかなぁ…。」



小むすびマンは、一るの望みをこの圧縮ファイルに見出そうと、パソコンに向き合った――…。



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