《MUMEI》

.



リツは慌てた様にジンに駆け寄った



ジンが言う

「…そのときは、俺たちが止めるさ」

今度は明らかに、レスカの頬が染まった


「ン〜…」
リツは、不満そうに唸った


「…それが俺たちの、勤めだから」

このジンの言葉で幾分かレスカの紅が薄れた


「…そう、だよね」


「…レスカ、さっきの話…」

「カーサ村に、向かいながらで良いかな?」

「ああ。その村は…?」


レスカが歩き出す

「こっちだよ」

ジンは少し遅れて右後ろを歩く




リツは二人を5歩ほど遅れて、
ダルそうに追った

前へ |次へ

作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ

携帯小説の
(C)無銘文庫