《MUMEI》

バタ子「あ…あの盗聴データなら、もう手に入れたでしょ?


…約束は……ちゃ、ちゃんと果たしたゎ…。」



バイ菌「いいや、まだだ…。」



バイキンマンはバタ子の怯えた声を遮ると、そのふくよかなウエストに腕を回して抱き寄せた…。



自由を奪うために拘束したようにも思えた。



バイキンマンは、バタ子のタイトスカートから覗く太股に手をかけると、低い声で唸る…。



バイ菌「オレとアンパンマンの電話を盗聴した音声記録が、もう残っていないと100%保証できるのか…?」



バタ子「今更そんなこと言われても困るわよ!


アナタが私を信用するかどうかの問題じゃない!」



女はキンキン声をあげて、最後に残った威勢を振りかざした…。

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