《MUMEI》

バイ菌「そう…。そこだよ……クククク…。


あの男が持っていた圧縮ファイルには、厳重なセキュリティ・ガードが施してあった…。


解除できるのは、お前だけ…。」



バタ子「ぁ……アッ!…」



恐怖に震えながらも、身体だけはバタ子の意思と無関係に身悶えする。



バイ菌「つまり、お前さえ黙っていれば、あの音声記録が世に暴かれることは無ぇって事だよな…?」



バイキンマンは何かの意図を遠回しに語ろうとしている…。



その意図がバタ子の中で、ぼんやりと輪郭を帯びてくると…



バイキン組と接触するまで固まっていた“死”への覚悟は、呆気なく崩落した…!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫