《MUMEI》 そいつはフウ「しかししけた町だぜ」 いかにも悪人面の男は、とある小さな町 オンエ町の食料や財宝を強奪し、そう言い放った。 「鬼…鬼め!」 年老いた老婆 このオンエ町の村長の、精一杯の抵抗の一言。 それがいけなかった。 「あぁん、ババア、このバルフィー様に暴言たぁいい度胸だな?」 バルフィーはガシッと村長の頭を鷲掴みにした。 「おい野郎ども、俺様に文句のある奴の末路を教えてやれ!!」 「へいっ!」 バルフィーの部下数人が村長を引きずり、一台のバイクにくくりつけた。 (続く) 次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |