《MUMEI》 ひづきは顔を上げ小さな雹里を抱きしめた。 「ありがとう雹里!」 その時バンッと星羅が台本を閉じた、その顔は赤くなっていてすぐさまひづきを睨みつけた。 「ダメひづき、雹里にこの役は無理」 「大丈夫大丈夫、それに雹里オッケーしてくれたし」 「うん」 「雹里嫌なら嫌って言って良いんだからね」 「うん、でも私嫌じゃないよ、演劇って前からやってみたかったし」 「そう…分かった。じゃあ頑張ってね」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |