《MUMEI》

「うんほんとだ」


黒い髪を肩まで伸ばした男、右耳にはピアスが開いている男の名は檜泉劉眞(ひいずみりゅうま)


その時ボンッと教科書で檜泉の頭は叩かれた。


「檜泉、てめぇ何雹里の弁当食ってんだ?」


星羅は教科書を持って雹里の机の前に立って檜泉を睨んでいた。


「痛いなぁ何返せばいい訳?」


檜泉はニヤリと笑って雹里の顎を掴み少し後ろに向かせて己の唇とつけようとしてまた教科書で頭を叩かれた。


「返させんでいいっ!」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫