《MUMEI》

「ハァ…、雹里危なくなったらすぐ逃げなよ」


雹里は首を傾げた。


「うん…?分かった」


こんなにも
みんなが
盛り上がっていたら
やっぱ
演劇止めようって
言えないじゃん


まぁ学校なら
さすがの檜泉も手は…


「ねぇ雹里ちゃん、俺頭痛いから保健室連れてってくれる?今保険医の先生昼食とってるからいないんだよね」


出すな


星羅は教科書で檜泉を叩いた。


「檜泉、私が保健室連れてってやるよ」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫