《MUMEI》

白櫻高等学校の自動販売機はオール100円と生徒のお財布に優しかった。


雹里はいつもは家から水筒で飲み物を持ってくるのだが今日は忘れてしまったため、自販機に買いに行っている。


雹里は自分の腕時計を見て時間を確認した。


「あっあともうちょっとで昼休み終わっちゃうな」


雹里は小走りで自販機へと急いだ、自販機に着くと先客がいた。


飲み物を取り出しこっちへ振り向くと先客は檜泉だった。


「あれ雹里ちゃんが自販なんて珍しいね」

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