《MUMEI》

本当にスキだと
気がついたのに…

大スキだと…
あなた以外
考えられないと
思えたのに

気づいたときには
もう遅くて


あなたは
遠くに行ってしまった

私に
背を向けた


手の届くところに
いたのに

今は手が届かなくて

どんなに私が
手を伸ばしても
あなたには届かなくて


あなたはもう
振り向いてもくれない



スキで
スキで
大スキで

私にはもう
あなたしか見えなくて

一つ一つの
小さなことが嬉しくて


だけど今は…



何もない




それが辛くて
悲しくて


いっそのこと
嫌いになれたらいいのに
嫌いになれない


どんなに冷たくされても

どんなに無視されても


私はあなたが
スキ。
大スキ。


どうしてこの想いは
伝わらない

どうしようもないくらい
スキなのに

悩んで眠れない夜が
いくつあっただろう


触れれば
傷つくって
悲しくなるって
分かってる


だけど…それでも…
望みを捨てきれないから

何度も

何度も触れる


ボロボロになって
心が壊れそうでも

あなたがまた
私に振り向いてくれると
信じて

何年でも待ちます。
10年でも、20年でも、
30年でも…
100年だって待ちましょう


ずっとあなたがスキです



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