《MUMEI》

凍りついたように立ちすくむバタ子の背後から、バイキンマンが乳房を回し揉んだ…。



バイ菌「ヤツは可哀想な男だよ…。」



バタ子「………………。」



もはや抵抗する気力も失せ、されるがままに身を委ねることしかできない…。



バイ菌「奴は、お前が救い出してくれるのを“眼ん玉が飛び出る”思いで待っていたんだからなぁ…。」



バイキンマンは、些かおかしな例え用句を囁きながら、熟した首筋に舌を這わせてゆく…。



バタ子「ぉ…おむすびマン…

…ァ…アナ…タ……どう…したの…?」



バタ子は、おぞましい愛撫と恐怖に身を引き攣らせながら、パートナーだった男に呼びかけた。





すると―――…

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